〜ちょっとかめおかNo.36(2009.08.05かめおか夢咲くネット発行)〜 草の音(くさのね)トーク ごあんない障がい者がくらしやすい社会にしていくには日時:8月23日(日) 午後2時〜4時 場所:ガレリア研修室 障害者自立支援法が作業所の運営者、通所者を苦しめています。現法の問題点を明らかにし、どのように改正したらよいのかを考えます。 また、作業所に通う方の思いを聞き、障がい者がくらしやすい社会のあり方を話し合います。 みなさま、ぜひご参加ください。 ▽ビデオ〜明日への扉 みんなの力で〜 ▽作業所に通う方のお話「作業所でこんなこと思いながら、こんなことしています」 ▽(社福)亀岡福祉会 西村直理事長のお話「障害者自立支援法のここがおかしい」 百聞は一聴にしかず〜亀岡市議会傍聴記〜初めて議会を傍聴した。 傍聴席は市役所の最上階である8F。議会傍聴も初めてなら、このフロアに降りるのも初めてだ。エレベーターを降りてすぐの大きな窓から亀岡市の景色を一望できる。 受付で、名前と住所を書いて入場する。傍聴席には多くの傍聴人がいた。後にそのほとんどが一斉に退場して行ったが、議会傍聴に来る人などいるはずがないと決めつけていたので意外だった。 そんな勝手な決め付けをしていた私自身、なぜ傍聴する気になったかというと、議会が議員にとっての発表会だと知ったからだ。今までは選挙運動が終わってしまえば、当選した議員が何をしているのかよくわからなかった。セレモニーに出席しているのをたまに見かけるが、それ以外はどこにいるのか。 そして不勉強かつ厚顔な私は、なんと議員本人にそれを聞いた。懇切丁寧に教えていただいたが、私の理解した範囲内のことをここで要約すると、次のとおりだ。 議会が開催されるまでの間に、市民がそれぞれの暮らしの中でどのようなことで困っているのかを聴き取り、議員が対応できる部分は相談に乗り、行政を動かすべきところは、それをどのような形で行政に要請すればいいのか考えなければならない。多くの人の意見を聞き、先進的な取り組みをしている他の自治体について勉強し、具体的な数値を調査する必要もある。 それを議会での自分の持ち時間の中で過不足なく伝えられるように言葉を選び、分量を調整する。 議会は年4回しか開催されない。しっかり準備しておかなければ、市民の声を十分に届けることができないのだそうだ。 なるほど、そう聞けば、今まで興味がなかった議会の様子も一見の価値があるように思えてきた、というわけだ。 実際傍聴してみると、たいていの議員の質疑内容そのものは市民の生活に根差しているので、政治の知識がなくても理解できる。その中でも、前述のようなきめ細かい準備が行われている質疑であるかどうかを測るのは楽しい。思わず拍手したくなるようなこともあるが、拍手は禁止だそうだ。 また行政側の答弁への反応の鋭さも見どころだ。笑える場面もあれば、議事録には掲載されないヤジを聞くことができたりもする。 まさしく議会は発表会だ。議員の質が見て取れる。 一度、議場に足を運んでみてはいかがだろう。 市のホームページなどで公開される一般質問通告書には、どの議員がどのような質問をするのかが掲載されている。傍聴するならば、大体の時間を議会事務局や議員に問い合わせてみて、興味があるものを優先的に聞くとよいだろう。 あるいは、議場に入るまでもなく1Fロビーで実況中継が見られるようになったし、自らの仕事の報告として、質疑応答の内容や解説を公開している議員もある。また、後日公開される議事録でその内容を確認することもできる。 そうして、市民が関心を持って議会を見守ることが、良い意味での緊張感をもたらし質の高い議会の実現に貢献することとなると考える。 (酒井安紀子) 次回議会の傍聴を!9月議会の傍聴に来ませんか? やっぱり議会は、ライブがおもしろい!言葉だけでは伝えきれない、微妙な駆け引き、発言者それぞれの温度などを感じ取ってみてください。 議場は市役所の8階 特集記事!! |