ちょっとかめおか

〜ちょっとかめおかNo.32(2008.8.4しのはら咲子となかまの会発行)〜

暴力的・戦闘的なものにはNOを!

少し前までは、救援活動で存在をアピールしてきた自衛隊ですが、最近は各自治体のイベントに装甲車を陳列するなど、軍隊としての自衛隊を強調するようになってきました。

亀岡でも光秀祭りの時、子どもたちに紙の戦車や戦闘機を射撃する戦闘ゲームをさせ自衛隊をPRしていました。「シカタガナイ」という声もあるかもしれませんが、やはり、日常生活の中に軍隊を入り込ませようとするという動きには注意が必要です。

軍隊が大手を振って歩く時代はたくさん、と、できたのが憲法9条。自衛隊のことには口を出せない・・と、だんまりを決め込むことなく、自治体も「子どもに戦車を射撃させるようなゲームはやめてほしい。」など、 キチンとモノを言ってほしいと思います。

(しのはら咲子となかまの会代表:村山起久子)

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学校図書費を他の目的に?

学校図書費の'07年度予算措置率が全国平均78%という文部科学省の調査発表を受けて、「他の目的に流用か」という報道が相次ぎました。亀岡市も例外ではなく地方交付税として配分された図書費16,188,700円のうち、予算化されたのは8,029,000円で、予算措置率49.6%。きびしい財政事情の中、残り50%を他に回すのはやむを得ないとのこと。

地方交付税である図書購入費の使い方は、各自治体の判断に委ねられており、流用には当らないということですが、どうも釈然としません。

国が定めた学校図書の標準蔵書冊数に対する蔵書冊数の割合(達成率)を見ると、亀岡市全小中学校の平均が64.4%

達成率124.7%の学校もあれば、33.6%と大変低い学校もあります。

(下のグラフをクリックすると拡大したものが見られます)

グラフ
学校図書費を完全予算化し、この格差を埋めるよう配分されることに期待します。

(西野千保子)

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家でも、地域でも、職場でも男女共同参画

男女共同参画、ジェンダーフリー、女性差別撤廃と言われて久しくなりますが、私の周りや日本全体を見てもまだまだすすんでいないように思います。

亀岡市には男女共同参画社会実現の先頭に立ってほしいと願っています。

亀岡市は女性差別をなくし、男女とも暮らしやすい社会をつくろうと、2002年(H.14年)「亀岡市男女共同参画条例」を制定しました。男女共同参画計画にある 「ジェンダーに敏感な視点」(※)での政策にとても期待したものです。

 ※ジェンダーに敏感な視点 (亀岡市男女共同参画計画より)
「女らしく」「男らしく」といったジェンダーを基礎とした思い込みを排し、人間として物事をとらえようという視点。 

制定後6年が経ちましたが、成果があがっているとは思えません。友人は市役所に用事があり、いろんな課へよく行きますが、「お茶を出してくれるのは、決まって女性だよ」と言っています。また、市役所入り口の受付けは男性でもいいのに、女性しか見かけません。

グラフ
このような市役所の体質が、女性管理職の少なさになって現れていると感じます。

10人いる部長の中に、女性が1人もいないなんて、おかしいですよね。 市の人事担当者によると「亀岡市は能力、適性に応じて管理職に登用している」とのこと。

わたしは、登用する条件に(男性も女性も)「家事労働をがんばっている」をぜひ付け加えてほしいと思います。 市長さん!「家でも、地域でも、職場でも男女共同参画!!」を合言葉にしたらどうでしょう。

日常の暮らしに密着した人こそ、市民の立場に立った街づくりのアイデアが浮かぶのだと思います。仕事と生活のバランスがとれることで自分を取り戻せる男性もいることでしょう。

(八木優子)

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「ちょっとかめおか」とは

しのはら咲子となかまの会(現 かめおか夢咲くネット)が、その見解をまとめ発行している通信です。

政治は生活。議会を生かさなもったいない!

しのはら咲子となかまの会(現 かめおか夢咲くネットは、自由な一市民として、市民の思いを政治につなぐ活動をしています。

議会に届け!

今号の内容に関して、しのはら咲子が08年6月議会で質問しました。(答弁要旨を公開しています)

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