「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化を求める意見書」について反対の理由

「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化を求める意見書」については、私が所属している環境厚生常任委員会で審議されました。

その時点で、私は疑問を持ちながら、充分な知識や情報を持ち合わせず、意見書の提案にあえて反対はしませんでした。

ところが、予防接種や病気についての知識や情報を専門家と共有するワクチントークが、先日京都で開催され、私はその交流会に参加し、細菌性髄膜炎やヒブワクチンについて情報を得て、積極的に賛成すべき内容ではないと判断し、本会議の場で反対を表明しました。

細菌性髄膜炎の日本での患者数の推定ですが、「5歳までの子どもで全国に少なくとも年間1000人以上に上っている」という根拠は全く不明です。

外国では定期予防接種化により感染率が低下していますが、ヒブ感染による細菌性髄膜炎の罹患率を米国と比較すると日本の子どもは10分の1とのことです。身近なところで、南丹病院ではこの10年間で症例は1件、亀岡市立病院では開設以来5年を迎えますが、症例はゼロです。

日本では、かなり低い罹患率であるにも拘わらず、生後2ヶ月から5歳未満の子ども全員に定期予防接種を受けさせること、それも3種混合と同時接種が望ましいそうですが、その必要性に疑問があります。さらに副作用や健康被害などについて検証が不十分ですので、この意見書には反対です。

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