08年6月議会
咲子の質問と答弁要旨(一問一答)

1.自衛隊の亀岡募集案内所でのイベント

子どもに戦闘ゲーム?

咲子

去る5月3日、憲法記念日に亀岡では光秀まつりがありましたが、当日、観光客で最もにぎわう南郷公園前の自衛隊募集案内所で行われた広報活動について、10日に立花議員が質問され、市長は「市がどうこうする問題ではない」と答弁されましたが、本当にそうでしょうか?

普段は目にすることのない高機動車、指揮通信車、装甲車が堂々と並べられ、子どもたちにオモチャの銃を持たせて射的ゲームをさせていました。的は戦車や戦闘機で、銃を3発撃って1発でも命中すれば、お菓子などのご褒美がもらえるのです。幼い子どもたちは興味をそそられ、行列をつくって戦闘ゲームに挑んでいました。

子どもたちは、的の戦車や戦闘機の中に人が乗っていることを想像したでしょうか?命中は、その中の人を負傷させたり殺したりすることを意味します。市長は、このゲームが、子どもたちにふさわしいとお考えですか?

市長

当日、私はそのゲームを見ていないし、それから、自衛隊に限らずたくさんのゲーム機で、そういったもの以外に過激な内容のゲーム機もあるように思う。一概に自衛隊の当時の催しが良かったか悪かったかと言うことはできないと思う。

咲子

でも実際、亀岡市で光秀まつりの時に、このゲームが行われたと言うことを受け止め、そのことについてお考えいただきたいと思います。

去る5月4日幕張で開催された『9条世界会議』には世界から1万5千人が参加し、6日大阪会議にも定員を大きく超える5千人が参加して、世界の人々にとって憲法9条が大きな希望であることが語られました。

歴代政府が9条の非武装理念に反して軍備を拡張してきたのを、私は憲法違反だと思っています。しかし、その政府でさえ「国際紛争の解決には、外交努力がベストだが、攻撃された時のため自衛隊がいる」という言い方をしてきました。今回の自衛隊の宣伝活動は、武器をかっこいいものとして誇示し、好戦的な子どもを育てることにつながり、曲がりなりにも「平和主義」を掲げる国の政策からも逸脱しています。

また、亀岡市の世界平和都市宣言の趣旨にも明らかに反しています。亀岡市のおまつりを利用して行われたこのイベントに対し、市として自衛隊に抗議すべきだと思いますが、改めて、市長のご見解を伺います。

見ていないのでわからない

市長

亀岡市は世界連邦平和宣言都市であり、これまでも亀岡から平和を発信し続けて来たと思っている。一方、自衛隊は様々な活動を通じ、国民生活の安全安心な暮らしの確保に大きく貢献している。

自衛隊の活動を多くの市民に知ってもらい、多くの優秀な人材を確保することが必要であると思う。こういうことから申し出をする考えはない。

咲子

世界連邦平和都市宣言を行っている亀岡市長として、亀岡市の子どもたちとともに世界平和を希求するのに、ふさわしくないゲームが公然と行われたことに対して、毅然とした態度を取るべきだと思います。せめて、今後、光秀まつりで同様のゲームは歓迎しないと、お伝えになってはいかがですか?

市長

当日の様子をよく聴いて、調べてみて検討したいと思う。

(*注:議員の質問の内容は事前に知らせることになっており、その通りの手順を踏んでの質問でした)

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2.定住外国人への住民サービスの在り方

定住外国人の意見を取り入れるために

咲子

亀岡市の住民として外国人登録をされている方は2007年3月31日現在、845人です。地方自治法第10条では住民を「市町村の区域内に住所を有する者」と定め、「住民は…その属する普通地方公共団体の役務の提供を等しく受ける権利を有し、その負担を分担する義務を負う」としています。

定住外国人は、住民として納税などの義務を果たし地域社会の一員として生活しています。しかし、「国籍が外国であるために不自由な思いをされている」という話を聞いています。定住外国人が亀岡市で暮らす上で困ったり、悩んだりしている事例を市としてどのような方法で把握されていますか?把握されているとしたら、どういう内容ですか?

市長

随時、亀岡市交流会館の職員がいろいろな相談に応じている。これまでも日本語を教える人を紹介して欲しい、外国語でも受診できる医療機関を教えて欲しいなどいろいろな相談が寄せられている。

その都度、親身になっていい解決に向けて取り組んでいる。

咲子

川崎市では外国人市民代表者会議を設置し、外国人市民の意見を市の施策に反映しようとしています。亀岡市でも定住外国人の意見を聞くための会議をつくるお考えはありませんか?

市長

そういった会議については今考えていないが、定例の相談日を設けず、随時相談に応じている。

これまでの相談を前提にし、H19年度は亀岡市交流活動センターと亀岡市国際交流協会が市民を対象に日本語の教え方講座、それに相談コーナーも設置し、在住外国籍市民の交流会を開催している。

さらに亀岡国際タイムズを年4回発行するなどの取り組みで対応している。

咲子

そのような広報は一般にも知られるようにしていただきたいと思います。

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定住外国人の就職の問題

咲子

定住外国人にとって一番難しい問題は、生活の基本である就職です。自治体職員の採用の条件に国籍条項を廃止している自治体が増え、亀岡市も17年前、1991(H3)年に国籍条項を廃止しました。

定住外国人が地域の自治体に就職できる、地方公務員になれることは大きな励みになり、民間への波及効果もあります。

亀岡市は積極的に定住外国人を採用されていますか?

市長

積極的に採用とはどういうことか分からないが、もうすでに平成3年度に実施した採用試験から国籍条項は廃止しており、自由に受験ができるようになっている。京都府下14市においても国籍条項を設けている市はない。

咲子

亀岡市が国籍条項を廃止していることが周知されていないと思います。実は、私も知らなかった一人です。これまで、職員の募集に対し、応募もないと聞いています。

市職員の募集要項に「国籍は問いませんと書いてはいかがでしょう?亀岡市は積極的に定住外国人を受け入れることが重要だと私は考えます。

市長

受験していただいて合格されたら当然、採用させていただく。

咲子

募集要項に以前は「日本国籍に限る」と書いてあったのですが、それを問わなくなったら「国籍を問いません」と書いて示すこと、受け入れ態勢を示すことが重要だと私は考えます。このことは、ご検討を願います。

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定住外国人の地方参政権

咲子

次に、住民として地域の政治に参加すること、つまり地方参政権ですが、地方自治が住民自治である以上、例え外国籍であっても住民の権利として参政権が行使できて当然ではないでしょうか?

1995年3月に最高裁で「憲法は、国内永住者など自治体と密接な関係を持つ外国人に法律で地方参政権を与えることを禁じているとはいえない」という見解が出されています。市長のご見解を伺います。

市長

ご指摘の通りだと思う。

咲子

地方参政権について国に対し市長も要望を出されるようお願いします。

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3.市役所に少なすぎる女性管理職

能力、適正、やる気の問題

咲子

亀岡市の今年の市職員数は738人、女性は311人で約42%、男性は427人で約58%です、職員10人中4人が女性で、6人が男性です。管理職の男女比率を見ますと、管理職109人中、女性は11人で約10%、男性は98人で約90%です。

管理職10人中に女性は1人ということです。女性職員のうち管理職は約3.5%で、男性職員のうち管理職は約23%です。なぜ、このように女性管理職が少ないのでしょうか、その理由を伺います。

総務部長

本市の管理職の女性比率は平成20年度10.1%、平成18年度で民間企業と比較すると部長相当職で10.8%、本市では8%、課長相当職で5.8%、本市では10.3%、係長相当職で3.7%、本市では18.5%、国では平成16年度で本所の課長級が1.7%、課長補佐級が5.7%、係長級15.1%で、本市の女性管理職が少ないとは考えていない

咲子

数字をいろいろ並べ他と比較して、特に少ないところと比較して少ないとは思わないとのことですが、誰が考えても市民が見ても管理職10人中女性が1人とは少ないのではないか、男女半々ですからそれに近い数があってもいいのではないかと素朴な疑問です。

これを少なくないと考えるのはどうしてなのか、その理由を伺います。

総務部長

管理職へは男女の別にかかわらず、能力、適正とやる気のある者が登用されるものと考えており、本市はその方針により登用をしている。

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実情はどうなのか

咲子

実際のところジェンダーに基づくイメージで仕事上の女性差別をしていないでしょうか?お茶くみ、総合受付、電話の受付、式典の司会、賞状や委嘱状をお盆に載せて運ぶ役など、女性の仕事と決めていませんか?

3年前の「男女共同参画の職場づくりに向けた職員の意識と実態調査結果報告書」によりますと、
「女性職員だから当然のように与えられる仕事がある」、
「男性に替われとか、誰もいないのか、などと言われることがある」、
「女性職員への仕事は決まったもので限定的だ」、
女性職員は仕事の能力や意欲以外のところで評価が左右される
などが挙げられています。

これが今も実状ではないでしょうか?お伺いします。

総務部長

男女共同参画を推進するため職員が認識をすべきことだが、男女はお互いの人格を尊重し合うことがまず大切で、男女がお互いを大切なパートナーであるという認識を持つことだ。また職場内での行為だが、会議の湯茶、会場の設定等も男女が協力して取り組む、また職場内での名前の呼び方も姓で呼ぶ、役職名のある場合は役職名で呼ぶということを心がけていて、そうしたことはないと思っている。

咲子

先ほどの職員の意識調査で
「女性は昇進が遅い」
「女性は人事評価が低い」
「職場に女性の能力開発を進める土壌がない」

という意見も挙がっています。

女性が管理職を目指すのをはばむ要因をどう分析されていますか?

総務部長

例年、定期人事異動では女性職員の管理監督職へ積極的な登用および職域拡大を行っている。質問のはばむ要因については、特段の要因があると思ってはいない。

咲子

私はそうは思わないのですが、市民が持つジェンダー意識に迎合して、助長し、女性職員を意思決定の場から遠ざけた職務の割り振りを行うことに問題があるのではないでしょうか?

男女共同参画社会の実現に反することを行っていては、女性管理職の少なさに現れてくるのは当然です。

例えば、総合受付を男女交代交代にすることから始めてみませんか?

能力、適正、やる気で、女性部長は0人?

総務部長

先ほども答弁しているように、管理職へは男女の別にかかわらず、能力、適正とやる気のある者が登用されるものと考えており、比率の目標設定を行い、女性職員のみを意識して登用するものではないと考えている。

咲子

今のご答弁では意志決定の場に参画する女性を積極的に増やそうと目標を設定し、誘導策を取ったり、女性管理職の登用を進めて行くことについては積極的に取り組めない、そういう今後の計画も具体策もないと解釈してよろしいのでしょうか?

生涯学習部長

女性の管理職を増やすための積極的な対策だが、平成19年度からスタートした亀岡市男女共同参画推進計画「新ゆう・あいプラン」の後期実施計画において女性職員の積極的な登用を掲げ、平成22年度に向け女性職員の係長昇任試験の受験率や女性管理職比率を計画策定時期である平成18年度より高めるという数値目標を定めている。

誘導策については人材育成基本方針も踏まえて女性の職域拡大や職務経験の付与、能力開発のため女性の研修機会の拡大等に取り組んだ結果、数値も徐々に上向いている。女性職員の係長昇任試験の受験比率は平成17年度は60.5%、平成18年度は66.7%、平成19年度は73.2%という状況だ。

咲子

今言われた「新ゆう・あいプラン」が策定されて11年も経ちます。しかし、この理事者席を見ましても部長に女性が一人もいないという情ない状況です。 市民から見てこのプランが推進されているとはとても評価できません。むしろ後退していませんか?

市民に対しても「こうすることが望ましいのですよ」と言えるように市役所の中から変えてはいかがでしょう。 市民の意識を先行する形で取り組んでこそ男女共同参画条例を定めている意味があるのですから、見解を伺います。

生涯学習部長

職場での推進体制としては平成13年度から市長を本部長とした全部長が構成メンバーとなっている男女共同推進本部会議を組織し、更に平成16年度からは役職、部署等にとらわれないメンバー構成による男女共同参画推進委員を設置し、職員の意識調査の分析や職員向けのチェックリストの作成など職場での推進に向け熱心に取り組みを進めている。

咲子

女性が管理職となって働きやすい職場環境を作っていくことが大事だと思います。その努力がもっとされることを望んで、この質問は終わります。

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4.学校図書館の蔵書は充実が図られているか

子どもたちの本が足りない

咲子

子どもたちにとって最も身近に本に触れ、読書ができる場が学校図書館です。調べ学習に利用されるだけでなく、子どもの人間性を育て、社会性を養う上でも重要な役割を果たすのが本で、豊富な蔵書は欠かせません。

亀岡市の小中学校の蔵書数は、文科省が示す図書標準冊数に比べ、小学校は平均約69%、中学校は約57%と低い値になっています。

2007年図書購入費の予算額は、交付税の基準財政需要額1600万円に対し予算措置率50%の800万円に過ぎません。これは、2006年度の額に比べて10%以上減っています。また、1校当たりの図書購入額も、全国平均や府平均と比べ、大きく下回っています。

学校図書の充実に努めなければならない状況にありながら、なぜこのように図書購入額が少ないのでしょうか?お答えください。

教育長

予算額がこれだけで充分かと言えば、決して充分な予算措置とは言えない状況にある。その理由だが、交付税措置になっていることを理解してほしい。

1つには基準財政需要額は地方交付税の計算に用いられ、国からは一般財源として交付されている。2つ目に積算要素として入っているが、地方交付税は三位一体による改革の影響を受け、年々減少しているのが実態だ。

この限られた予算の中で、教育行政において、小中学校の校舎の耐震化を急ぐ、蔵書面では市立図書館の児童書を充実し、専科指導教員の授業など市が単費でも措置するなど、重点として取り組むものがある。当然、図書整備も充実した予算が確保できるよう、厳しい財政状況の中であるが努力しなければと心づもりはしている。

咲子

学校図書・標準冊数の充足率を学校別に見ますと、100%以上達成できているのは小学校が2校で、中学校は1校にすぎません。

達成率が70%以下の小学校は13校、中学校は5校、その内、50%以下は小学校3校、中学校4校で、学校間に格差があると言わざるを得ません。

なぜ、このような格差があるのか説明してください。

教育長

先ほどの質問の中で府と大きく差があるとのことだが、府と大きく差がある状況ではないと承知している。

(咲子、この時「金額を示してください!」と発言)

学校間で開きがある理由だが、長年の蓄積や学校によっては蔵書の廃棄状況が異なっていること、それから国が定める学校図書標準は児童生徒数だけでなく学級数が基準となっているため、学級数の変動により、学校図書標準が毎年変化していくことも要因として考えられる。

咲子

では、大きく下回っていない金額の比較、数値をおっしゃってください。

教育長

今数字は持ち合わせていないが、図書の充実は大切なことなので、府下や全国の状況を承知しており、そういう状況はなかったと記憶している。

本を買うはずのお金は?

咲子

ではまた、後日その数値を提示していただくようにお願いします。

5年前の6月議会で、私が2002年から2006年までの図書整備計画について質問しましたが、教育長は

「国の交付税措置のことも充分念頭におき、昨年比20%の増額予算で蔵書の充実に努め、年々増額する予算の関係で、5年間で小中学校とも70%を超える充足率になっていくものと考え、全国的な平均になっていくと試算している」

というお答えでした。しかし、現実には全くそうなってはいません。学校図書充実のための交付税を、他に回されたのはどうしてかを説明して下さい。

学校図書費の流用とまで新聞に報道されて、市民から疑問の声を聞いています。この点については、市長にもご答弁をお願いいたします。

市長

交付税は、地方自治の自主性を尊重し、地方交付税法第1条の目的で「地方自治の本旨の実現に資するとともに、地方団体の独立性を強化することを目的とする」とあり、同法の第3条第2項に「国は交付税の交付に当っては地方自治の本旨を尊重し、条件をつけ、又はその使途を制限してはならない」と規定している。

従って交付税については地方公共団体の自由裁量権が付与されている。その団体の状況によって予算化をするものだ。こういうことでやっている。ちなみに、図書の方は予算額で0.8%伸びており、教育全体では34.6%の伸びだ。

地方公共団体の自主性に基づいて、それぞれの団体の判断に基づいて、予算の配分をしていることを理解して欲しい。

咲子

市長の説明の34.6%についてはよく理解できなかったのですが、地方の裁量である、裁量であるからこそ、図書の充実にもうちょっと力を入れていただきたいと思って質問をしているわけです。

昨年12月の湊議員の質問に対し教育長は「H20年度から24年度までの5ヵ年間を図書整備の充実期間とし、小・中学校全体の整備率の底上げを図り、達成率100%を満たす学校の増加を図る考えで、かなり思い切った予算確保に努めたい」と答弁されたにもかかわらず、2008年度の予算は約860万円で2007年より60万円、7%の増額でしかなく、2006年度の95%に過ぎません。

改めて、今後5ヵ年の図書整備について、整備率をどのような数値目標で底上げするのか、達成率100%を満たす学校を何校増やすのか、来年度以降の財政措置を含め具体的な目標を定めた計画を伺います。

市長

湊議員に答えた考え方は基本的に変っていない。充実をしていかなければならないという思いで取り組んでいる。本年度の予算でも、実はそんなに上がっていないということだが、健全化計画の中で本来減額になるところを減額せず、むしろプラス、アップをし、全体として実質12%の伸びになっている。

厳しい状況の中で努力していることも理解して欲しい。今、学校間にかなり充足率に差があるので、まず重点的に低いところを整備していこうと考えている。もう一つ、始めに充足率、達成化ありではなく、その学校で図書がどういう風に活かされるのか、学校の受け入れ側の部屋、活用し、指導する体制、活用の状況などを見ながら整備していくのが大事だと思う。

そういうことを継続して進めながら、予算は今後に向けて充実していくように努力していきたい。

5.総合福祉センターの今後の管理運営

咲子

設立から25年間、総合的な福祉センターとしての機能を果たし、市民の利用が盛んな施設と受け止めています。身体障害者、高齢者、女性、勤労青少年の福祉を目的とした4つの施設があるセンターのこれまでの利用状況をどのように分析し、どう理解されているのか伺います。

健康福祉部長

総合福祉センターの各施設はそれぞれの設置目的がある。設置目的に応じた各種事業の講座、サークル活動等に非常に市民の多くの皆様にご利用いただいている。施設の効果的な活用と運営が行われていると考えている。

咲子

これまで指定管理者として管理運営されていた財団法人・福祉事業団が行政改革の一環で廃止され、新たな指定管理者に替わるにあたって、施設利用について見直しが行われるのでしょうか?

健康福祉部長

行財政改革の中で福祉事業団の外郭団体としてのあり方等を今検討している。指定管理者の期限が平成20年度で終了し、21年度から新たな指定管理者になるが、どこの団体になろうとも、今の事業は基本的に現行のサービスを低下させることなく、利用者の皆様に引き続きご利用いただけるようサービスの提供が出来るよう考えている。

咲子

実際のところ利用者の意見聴取と言うか、希望とか意見を聞く場が持てているのでしょうか?利用者と市と指定管理者が一同に会して意見交換をする場がぜひ必要です。その計画がありましたら、お聞かせください。

健康福祉部長

現在もいろんな意見を頂戴している。総合福祉センターの運営委員会もあり、利用者の方、自治会の方、関係団体の方等で構成している。委員会でのいろいろなご意見、サークル利用者のリーダーの方との意見交換、そして何よりも各事業の講座等に参加いただいている方からの日々のご意見など、担当指導者等が聞きながら適正な事業運営に当たっている。

咲子

今後、新たな指定管理者に交替することで、センター利用の有料化が行われるのではないかと利用者が不安を抱いています。

今後の運営で、利用者に負担を強い、利用が減っていくことを危惧します。ご見解を伺います。

健康福祉部長

新たな指定管理者の募集をしていくなかで充分検討する。

咲子

実際のところ、利用者は今度の指定管理者は社会福祉協議会がなるのだとご存じのようです。これはまだ決まってないとおっしゃいますが、実際、社会福祉協議会になってどうなのかということが、利用者の中で口にされているのですが、その点についてはどうなのでしょうか?

健康福祉部長

事業団としての統廃合の中で今協議中である。

咲子

今後ともこの施設が利用者にとってより利用しやすい施設となるように願って質問を終わります。

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ちょっとかめおか

「ちょっとかめおかNo.32」を読めば、今回の議会の話題がよくわかる!


目次

  1. 自衛隊の亀岡募集案内所でのイベント
  2. 定住外国人への住民サービスの在り方
  3. 市役所に少なすぎる女性管理職
  4. 学校図書館の蔵書は充実が図られているか
  5. 総合福祉センターの今後の管理運営
  6. 会報誌郵送のご案内

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