07年6月議会
咲子の質問と答弁要旨(一問一答)

1. 審議会の情報公開について

まちづくりに市民の意見を

咲子

市長は、まちづくりについて、市民参画や市民との協働を進めると、いろいろな場面で発言されていますが、市長がお考えになる市民参画や協働とは具体的にはどのようなことなのでしょうか?

市長

市民参画と協働だが、総合計画にもうたう本市のまちづくりの基本理念だ。行政、市民が価値観、目標を共有して適切な役割分担と協働、パートナーシップで、まちづくりを進めていこうとするものだ。

今日までも、審議会等の設置等に関する指針とか、審議会等への公募委員制の導入拡大、パブリックコメント制度を導入し、市民の市政への参画機会の拡大に努めてきた。また、本年度中に協働によるまちづくりの方向性を示すこととしている。

咲子

審議会にできるだけ多くの市民が参加し、市民の意見が反映されるのも市民との協働の一つです。

「審議会等の設置等に関する指針」の基本的な考え方に、「市民公募委員の積極的な導入を図る」とありますが、今年4月1日現在で38の審議会のうち公募委員を選任しているのは7つの審議会に過ぎず、委員数は全体が535人で、公募委員は23人と僅か4.2%です。

公募委員を増やすべきではないでしょうか?

市長

いろいろと制約を受ける審議会等もある。審議会等の設置等に関する指針に沿い、今後も引き続き市民公募委員の選任を増やす手立てを考えていきたいと思っている。

また、そうした時に、市民の皆さんに進んで手を挙げていただけるように、審議会等を施策方針の決定などに活用をしていきたいそうすることで手をもっと挙げてもらえるのではないかと思う。

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わかりやすく情報公開されているか

咲子

市民参画や協働の推進には、市民への情報公開が不可欠で、審議会の公開もその一つです。どんな審議会が年に何回開かれ、何を審議しているのかを広報することで、市民の関心が高まり、市民のチェックも受けられます。

市民が会議を傍聴しやすいように開催日程を事前に広報すべきですが、広報をされていますか?

市長

日程は、週間行事予定表として取りまとめてマスコミや市の関係機関に提供している。また、市役所の正面の玄関に行事予定表として案内をさせていただいている。今後は、更なる情報提供を希望される市民の皆さんや、また様々の声に耳を傾けながら、他市の取り組み状況などをよく見定めて、情報提供の仕方について一層工夫をしていきたいと考えている。

咲子

週間行事予定などをマスコミ等に通達されているとのことですが、京都新聞に確かめましたら、審議会の日程をまちがど情報などのコラムで発表していることはないとのことです。

それから、正面玄関に出されているのは当日でして、もっと事前に、傍聴したいという人に対し事前に広報することが必要です。

広島市や大阪府島本町のホームページでは、月ごとに開催日程が掲載されています。亀岡市もホームページだけでなく、広報紙、情報コーナーなどで審議会日程を公開すべきですが、検討されますか?

市長

検討し、また工夫していきたいと思う。

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2. 災害時の避難施設について

ようやく完成 防災の地図

咲子

私は3年前の2004年12月議会で、災害の対応について一般質問をしています。その中で取り上げた防災の地図については、ようやく今年度、出来上がるとのことで、待ちかねていました。

安全・安心のまちづくりを推進する亀岡市として、災害に備える情報の提供は、市民の命に直接かかわるので、大きな責任があります。防災の地図が、自治会の加入世帯のみならず、未加入の世帯を含めた全戸配布とするためにも、自治会連合会との協議が進行中と聞いています。今後、市の広報が自治会の協力を得て、全戸配布となることは、大きな進展と心から評価するものです。

そこで、待望の防災地図については、去る5月28日の防災会議で提案されたものを見て、いくつか疑問を持ちました。

洪水ハザードマップですが、 第一に、名前が「ハザードマップ」と聞いて、何だか分かるでしょうか?ハザードはなじみのない言葉です。

意味が分かりにくいカタカナの外来語を避け、分かりやすい日本語に変えてはどうでしょうか?

総務部長

ハザードマップは国土交通省のガイドライン、手引きを元にして作成している。今後、各市町村での作成が進む中で、この名称も浸透していくものと思う。

現在、名前を変更する考えはない。

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地震や火災については別冊参照?

咲子

第2に、中の説明ですが、台風などによる洪水の備えについてしか書かれていません。

それも、文字の説明が多く、情報は気象庁などのホームページからどうぞでは、インターネットを利用していない人には意味を成しません。

2003年平成15年に発行された前回の「防災ガイド・マップ」のように、地震、火災、台風の安全対策が、1に何、2に何、3に何とイラスト入りで分かりやすく示されているほうが市民にとって使いやすいものです。

見直しができるのか、伺います。

総務部長

前回の防災ガイドは、地震、火災、台風の際の安全対策を総合的にまとめているが、今回のハザードマップは風水被害に対する安全な避難に主眼をおいて作成したもの。市内の桂川水系15河川の浸水情報、避難活用情報、災害学習情報ができるだけわかりやすく整理し、編集をしたものだ。

水防法の規定に基づき作成するもので、前回の防災ガイド&マップと併せて活用してもらいたい。

咲子

併せてと言っても、これを持っていない方もあるわけで、新たに配布していただけるならともかく、もうストックが全くないと聞いています。

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要配慮者をどう守る

咲子

第3の疑問ですが、台風23号に襲われた2004年平成16年度の風水害での死亡・行方不明の6割が高齢者でした。

避難準備をする段階で、高齢者や障がい者など要配慮者の避難を優先することについて、市民の共通認識が必要です。

要配慮者優先の対策ついて何も説明がないのはなぜですか?

総務部長

災害時の要配慮者の避難等については、亀岡市のふれあいネットワーク制度、高齢者あんしんコーディネート事業との連携を柱として、地域コミュニティーという共助の機能を活用しながら行うこととしている。

今回の地域防災計画見直しの一環としてこのハザードマップをもとに、避難判断基準も新たに設定した。各地域の避難情報を段階的に発信していくこととしている。

中でも、要配慮者避難情報については、最も優先して情報発信するシステムとして関係機関との連携を図ることをもとに、そしてまた、市民との協働により要配慮者の安全確保に最善を尽くしていきたい。

咲子

ということは、マップに載せるのではなくて、別のルートで対応していくと解釈してよろしいのですか。

実は、このような疑問点について、既に担当者の方に伝えていますが、敢えて、この場で取り上げますのは、市民に使いやすいものでなければ、もったいないと思うからです。市民の命を守る一助になるものですから、より必要な情報を盛り込むべきです。

私は原発事故や地震による原発災害への対策について昨年の3月議会で質問し、検討を要請しましたが、今回、全く反映されていません。市民への啓発という意味からも原発災害について触れるべきだと思いますが、いかがですか?

見直しをされるのか、されないのか伺います。

総務部長

今回のハザードマップは、国土交通省のガイドライン、手引きをもとにして作成するもので理解をいただきたい。

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「亀岡市民にとって」よりよいものを

咲子

今回の作成費用はどれだけかかっているのですか?

総務部長

今後、全戸配布には、京都府の予算を獲得する中で配布するが、現在のところ240万円程度だ。

咲子

240万円は印刷費と聞いています。あと、調査費に594万円かかっていると聞いています。ですから合計で834万円というお金がかかっているわけです。

これだけの費用をかけて作るものですから、国土交通省のガイドラインに沿うだけでなくて、亀岡市民にとっていいものをつくっていただきたいというのが私の質問の意図です。

こんな時こそ、市民との協働を取り入れて、市民の意見をもっと活用して、いいものを作るようお願いしておきます。

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視覚障がい者の方、外国人の方への配慮を

咲子

次に、この防災の地図は、視覚障がい者への音訳テープ(CD)や点字版を制作すべきではありませんか?

総務部長

ハザードマップについては、高齢者や視覚障がい者向けに音声の読み取り装置対応のコードを印字しており、要配慮者への対策も講じている。しかしながら、限られた中で、すべてのあらゆる事を網羅することは困難なので理解願いたい。

咲子

今回、SPコードがついていて読み取り機械があれば、音声で出てくる訳ですが、この機械は市役所に1台はあるのでしょうか?また、貸し出しはされるのでしょうか?

総務部長

今後、検討する。

咲子

この機械は1台10万円もするもので、ここにコードをつけるようですが、活用できなければ意味がありません。

視覚障がい者の人たちに対する対応、そしてまた、亀岡在住外国人のために、多言語の防災ガイド地図も必要です。この点について要望をしておきます。

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避難施設の収容能力は十分か

咲子

次に、各地区ごとに設けられた避難施設と臨時避難場所の収容人数の調査ですが、各地区の人口に対する収容人数の割合をどのように把握されていますか?

各地区において状況はどうなのか伺います。

健康福祉部長

各地区の把握だが、亀岡市ふれあいネットワーク制度、災害時要配慮者支 援事業を進める中で、65歳以上のひとり暮らしの人、65歳以上の高齢者世帯、要 介護度3以上の人、そして重度の障害がある人、難病患者の人、ひとり親世帯の 児童等で日常的に支援が必要な人を要配慮者の範囲と定め、各地区での人員を把 握している。

咲子

それは、要配慮者の数の把握で、次の質問になるのです。

各地域の人口に対する避難施設の収容人数の割合について、お伺いしているのですが。

総務部長

避難施設の屋内収容人員については、市域全体で収容避難所、臨時避難場所を合わせて、約2万3000人と見込んでいる。総人口の約24%の収容が可能な状況だ。

各町の収容人数の割合については、各地域の避難施設数が異なり、詳細な数字を言うことができない。近隣する町にある避難所を活用するなど、市域全体を見据えた避難場所を再編したところだ。

咲子

今、避難施設と臨時避難場所とを加えた数字をおっしゃいましたが、臨時避難場所の収容能力はどういう状況なのか私は疑問です。

避難施設で見ますと1万9000人あまりで20%です。今、24%とおっしゃいましたが、臨時避難場所を加えて2万2000人ということです。ですから、臨時避難場所と避難施設の区別ですが、臨時の所が同時に使えるのかどうかが疑問です。

次に、先程お答えになった、各地域の高齢者や障がい者など要配慮者の数ですけれど、総合で4832人という数を聞いています。

ところで、人口に対する収容人数の割合が極端に低い地域ですが、そこでは、少なくとも要配慮者をカバーすることができるのでしょうか?

健康福祉部長

災害時に避難所への避難が必要になった時は、要配慮者の受け入れを優先するわけだが、要配慮者の身体状況によっては専門施設、病院での収容が必要であるかも判断していくことになる。避難所等の収容能力でカバーできない場合は、近隣の避難施設に誘導するという方法もある。

広域的な京都府の高齢者あんしん コーディネート事業の活用など、今後もまた、検討を重ねていきたい。

咲子

特に、収容率ですが、要配慮者を含めて収容能力の少ない地域は、旭町、東つつじヶ丘、千代川町、河原林、それに曽我部町などです。地域、地域の問題がありますので、この点について地域とも話合いが必要と思います。

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水と食糧の確保について

次に、水の確保ですが、全市では21地区に55施設ありますが、道路が分断され各施設への通行ができなくなった場合を考えれば、各避難施設での水の確保に井戸や雨水利用の設備を備える必要があると考えますが、いかがですか?

総務部長

各避難施設での飲料水の確保のために、井戸水、雨水の利用については、ひとつの手法であると考えているが、亀岡市では地震等の緊急非常時の飲料水を確保するために上水道施設である油井配水池、平和台配水池を防災対策等の目的で設置している。それと、近畿コカコーラボトリングとの飲料提供協力に関する協定に基づく飲料確保の他、自助、共助の観点からも、各家庭における一日3リットルの備蓄など災害への対応も必要かと考え、さらに取り組みを進めたいと思う。

咲子

学校や公共施設などは、節水の観点からと断水に備えて、今年は水不足ということが言われていますが、普段から雨水利用の設備を設置しておくべきではないでしょうか?公共施設に予備の水がないと、断水の時、大変困ります。

雨水利用については、前回の質問でも提案していますが、その後、調査や検討をされたのでしょうか?

総務部長

今も言ったように、雨水利用については、ひとつの手法であるが飲料水として直ちに使用できるかという点については問題もあるかと思うので、今後、検討すべきと考えている。

咲子

災害時に断水などで各避難施設での水洗トイレが使えない場合に備え、仮設の非常トイレの設置についてはどのように考えていますか?

総務部長

非常トイレは常時、配備しておくのが不可能で、臨時に必要な場合にレンタル等により、応急的に設置することとしている。

咲子

次に、亀岡市は現在どの程度の食糧備蓄ができているのか伺います。

総務部長

食糧備蓄の基本的な考え方は、地域防災計画に基づき、人口の7%を基準として、総人口をベースとすると約6650食が必要となる現在、本市の防災倉庫に乾パンが約2000食、アルファー米が約1000食あり、その他に約5000食の乾パンを各町の防災倉庫に配備し、合わせて約8000食を確保している。

咲子

これは6650人の一食分にしかあたりませんが、それで足りるのでしょうか?

総務部長

災害時の食事の提供については、民間施設とも協議を進めて来ているところだ。

咲子

水や食糧はもちろん、炊飯器具、寝具、医薬品や日用品の確保などを考えると、大型スーパーマーケット、量販店、コンビニ、生協やJAなどと災害時に備えた提携や協定の締結が必要ですが、どのようにお考えですか?

総務部長

災害時の物資の提供に関する協定については、現在、京都府LPガス亀岡支部とのガスの供給に関する協定、そして近畿コカコーラボトリングとの飲料の提供に関する協定を行っているところだ。今後、その他物資の提供に関する協定について、優先度等の内容を精査しながら順次計画的に進めて行きたいと考えている。

咲子

昨日、西村議員の質問でもありました。私は、食料など、水はもちろんですが、大型店、スーパーマーケット、量販店などと提携を着々と進めていただきたいと思います。

次ですが、災害の規模によっては、近隣自治体も同様の被害を受けていて、頼ることができない事態が生じます。近隣に限らない他自治体と救助や救援物資など災害時の相互救援協定を結び、双方の費用負担などについて協定を交している自治体もあります。そうした先進的な事例を調査、検討されていますか、伺います。

総務部長

本市での災害時における他自治体との総合協定については、現在、京都府広域消防総合応援協定を初めとする近隣市町村との消防総合応援協定、そして日本水道協会京都府支部水道災害等総合応援協定に関する覚え書きなど、近隣市町間での協定を締結しているところだ。今後においては広域災害が発生し近隣市町村に被害が及ぶことも想定し、市町村との物資、機材の調達や人的支援等に関する協定に関しても更に引き続き調査研究していきたいと考えている。

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住民と共に考える防災対策

咲子

いずれにしましても、防災の地図を各戸に配布しただけでは、不十分です。各地区に防災担当の職員さんが出向いて行って、その地域に住まわれている市職員の方も協力し、住民の方たちに説明をしたうえで、被害を防ぐ方法について話合いをする必要があります。住民同志が助け合ってお互いの命を守ろうという、防災の意識が高まることを通じてこそ、地域コミュニケーションの活性化が図れますし、住民との協働の良い契機になります。

今後、地域へ出向いて行って防災について住民との話合いを持つ計画がありますか?伺います。

総務部長

本市の防災対策については、これまで防災訓練や防災講演会などを実施し、地域住民の意識の高揚を図ってきた。

各地域の防災対策については、やはり、自助、共助、公助の連携が必要で住民の主体性、地域の特性を生かしながら対策を検討するとともに、各自主防災会の積極的な取り組みに対する支援も図っていきたいと考えている。また、地域懇談会等においても防災対策について啓発、啓蒙を行うとともに、出前ミーティング等機会あるごとに必要に応じて地域に出向き、ともに考えていきたいと考えている。

咲子

昨日の竹田議員の質問にも必要に応じてということでしたが、どんな場合が必要に応じてなのか、お伺いします。

総務部長

計画的に実施していきたいと思っている。

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3.車椅子での移動や歩行者の安全・安心は確保されているか

障がい者用の駐車場は機能しているか

咲子

最近、庁舎内でとてもうれしい発見をしました。それは、女子トイレの中には、手荷物を掛けがドアの上の方についていて、背の低い私などは背伸びをして掛けなければならなかったのですが、低い位置に新たな取っ手が設置され、手提げバッグなどを掛けるのにとても便利になったことです。きっかけは、ある年配の女性が庁舎に来られてトイレを使われ、荷物掛けが高すぎて、とても不便だと言われたことから、市が対応されたと聞きました。

小さなところでもバリアフリーがすすめば、誰にとっても使いやすいものになります。

そこで、まず、障がい者用の駐車場についてですが、亀岡市の運動公園体育館の障がい者用駐車場を心ない健常者に使われて困っている、見回りの対応に追われているということを現場の方から聞いています。市が管理している公共施設では、障がい者用の駐車場が適正に機能しているのか伺います。

健康福祉部長

公共施設における障がい者用駐車場には、シンボルマークであるマークを 設置し、障害のある方が利用しやすい施設であることを示している。障がい者用 駐車場については、施設の利用状況、あるいは利用者が理解不足のため障害のあ る方が実際にその場所を利用できないといった状況もないとはかぎらない。亀岡市としては、福祉都市宣言をしている市として相応しいような、公共施設が率先 して利用してもらえるよう、利用者への啓蒙などに施設管理者と一体となって取 り組んでいきたい。

咲子

大型スーパーや量販店などの障がい者用駐車場が機能しているかをチェックされていますか?つまり、定期的に見回りをして、状況を確認し、必要に応じて指導や要請を行っていますか?

健康福祉部長

民間施設については、それぞれの施設管理者の方で適正に管理をしている と考えていて、特に市の方でチェックはしていない。

咲子

民間施設でも困った状況が起きているといることがありますので、これはやはり、市の方で何らかの指導が必要です。そして、この6月中に身体障害者福祉協会から市長へ要望書が出されるそうで、障がい者用駐車場についての要望もあると聞いています。その対応について積極的な行動をお願いしたいと思います。

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歩行者の安全・安心を図る整備を

次に、車椅子での移動や、視覚障がい者、高齢者や児童・生徒を含む歩行者の安全のためにも、歩道の敷設は欠かせません。国道、府道、市道の歩道設置率はどのようになっていますか?

まちづくり推進部長

市内の歩道設置率については、京都国道事務所管理の国道9号では、道路延長が13.9qで歩道の設置率は約49%、京都府管理の国道、府道については、南丹土木事務所管内、これは亀岡市、南丹市、京丹波町の管内となるが、道路延長が496qで歩道設置率は約33%と聞いている。市道については、現在供用 している道路延長約464qの内、設置率は約7.7%だ。

咲子

2001年から交通バリアフリー法の推進が行われて、6年を経過していますが、現状を市としてどのように捉えていらっしゃるのか伺います。亀岡市出前タウンミーティングで「高齢者・交通弱者に歩きやすい歩道整備の推進」とありますが、どのような説明をされているのですか?

まちづくり推進部長

今の数字については、それぞれの数値が歩道のある延長を道路の総延長で割り出したもので、交通量の多い国道、府道についても充分な状況であるとは思っていない。また、新たに歩道用地等を必要とする課題もあるが、歩行者の安全・安心を図る整備を国、府に要望していきたいと思っている。

咲子

歩行者の安全・安心に配慮し、車椅子利用の円滑化を図るなど、歩行者優先の立場に立って歩道の設置を進めて行くべきで、これはセーフコミュニティーのまちづくりにも通じます。国や府へ要請を今後とも、しっかり行っていただきたいと思います。今後の計画についても、きちんとした計画を立てて行っていただきたいと思います。

以上要望し、すべての質問を終わります。

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咲子のコメント

咲子

質問や答弁のポイントと思うところに下線(咲子)(亀岡市)を付けています。

一つ目の審議会の会議の日程公開については、「検討し、工夫していきたい」 という市長答弁だったので、実施するように持っていきたいです。  

二つ目の災害対策については、あれもこれもと質問したい項目がたくさん あって、一応の整理はしたつもりですが、制限時間内では無理かと心配でした。 何とかほぼ全て質問できたものの、突っ込んで聞くゆとりがなかったので、 今後、担当者と話をし、フォローをしていきます。  

三つ目の障がい者用駐車場については、市が今後どんな対応をするかを見て いきます。歩道整備については、国や府に要望するとしか答えが返って来ない のが通例で、住民の方と一緒に行動するのが、ひとつの方法だと思っています。

次回9月議会の予告

次回の議会は9月に開催されます。

議会の日程亀岡市ホームページに掲載されています。

しのはら咲子が9月議会で質問する予定の項目は、次の通りです。

  1. 放課後児童学級の拡充について(教育行政)
  2. 「要保護児童地域協議会」(子どもを守る地域ネットワーク)の設立について(福祉行政)
  3. 歩行者の安全のため道路の側溝を整備することについて(道路行政)

本会議は住所・氏名・年齢の記入だけで気軽に傍聴できますし、市役所一階のエントランスホールでもテレビ中継をご覧いただけます。

(委員会の傍聴には申請+印鑑が必要)

*傍聴の方法については傍聴案内のページ市のホームページ内)に詳しい案内があります。

しのはら咲子の質問時間は、9月13日です。

前日の12日に議会事務局(TEL 0771-25-5051 FAX 0771-25-6965)に問い合わせると、ほぼ確かな時間が分かります。
興味のある方はぜひ聴きに来てください。

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活動報告の詳細

しのはら咲子は定期的に、なかまたちと共に手づくりの会報誌を発行しています。読みごたえ抜群!毎号力作!身近な問題から市政を考える市民のための情報発信です。

このホームページでも公開していく予定ですのでどうぞお楽しみに!!

会報誌をご希望の方は
info@s-sakiko.net
までご連絡ください。発行のたびに郵送にてお届けいたします。

活動報告のリストページへ

目次

  1. 審議会の情報公開について
  2. 災害時の避難施設について
  3. 車椅子での移動や歩行者の安全・安心は確保されているか
  4. 咲子のコメント
  5. 次回9月議会の予告
  6. 会報誌郵送のご案内

傍聴のご案内

9月議会・決算特別委員会の予定が市のホームページに掲載されています。

議会の日程 > 亀岡市ホームページ

本会議は住所・氏名・年齢の記入だけで気軽に傍聴できますし、市役所一階のエントランスホールでもテレビ中継をご覧いただけます。

(委員会の傍聴には申請+印鑑が必要)

傍聴について、市のホームページに詳しい案内があります。

草の音塾

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念のため、お電話で確認してからお越しください。

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